自分のことを偉大だと信じる改革者というのは、えてして、ひとたび権力を手にすると、狭量(きょうりょう)で冷徹な独裁者となるのだそうだ。クロムウェル、ロベスピエール、ボルシェヴィキしかり。自らの改革が正しいと信じる気持ちが強ければ強いほど、その信念を実行に移そうとし、自身に反対する者を敵視するようになり理想を妨げる者を断頭台に送る。これは古今東西の歴史の報じるところ。はたして改革とはどのようなことか。改革なるものは、権力半分。残りは賛同らしい。権力を振りかざすだけでは改革はうまくいかなかったらしい。